SOUPOOL vol.1 連動企画!
KURIYAMA FARMの野菜を使ったスープレシピ
本誌に登場いただいた料理研究家・YUKAさん、
樋口直哉さんによるweb限定レシピをご紹介!
スープール
SOUPOOL特別レシピ①
まるごとかぶの紅葉風みそチーズスープ
YUKAさんが創作した2品目は、秋らしさを感じさせてくれる目にも美しいスープ。
栗山さんのかぶの甘みもいかしつつ、
鮭や舞茸などの秋食材も使い、
ボリューム満点で食欲の秋にもぴったりです。
<材料>(約2人分)
・かぶ(根) 2個
・鮭 1切れ
・かぼちゃ 80g
・にんじん 約4cm
・舞茸 1/2パック
・水 500ml
・昆布 5cm
・パルメザンチーズ 適量
・ブラックペッパー 適量
・みそ 大さじ2
<下準備>
・かぶは皮を剥き、茎の部分を切る。
大きい面の方に半分の厚みまで隠し包丁を入れておく。
・かぼちゃは3cm幅に薄切りにする。
・にんじんは3cm幅に薄切りにし、飾り切りや型抜きなどで抜く。
・舞茸は小房にちぎる。
<作り方>
①鍋に、かぶ、にんじん、水、昆布を入れる。
☞ポイント
★パルメザンチーズとブラックペッパーを振りかけることで、スープのアクセントに。
★かぶの皮は、筋があるので思いきって厚めに剥くとよい。
★そかぶに隠し包丁を入れると、火の通りが早くなる。
にんじんをもみじ型に切ることで、紅葉を表現。
写真映えする一品に仕上がります。
ぜひ、チャレンジしてみてください♪
②鍋の蓋をして弱火で20分程度、かぶがやわらかくなるまで煮る
(かぶのサイズに合わせて様子を見る) 。
③さらに、鮭、かぼちゃ、舞茸を入れて野菜がやわらかくなるまで煮る。
④火を止めてみそをとき、パルメザンチーズとブラックペッパーを振りかけ、うつわに盛り付けて完成。
YUKA
おしゃれしぴ料理研究家。
レストランのメニュー開発やケータリングなど幅広く活動。
目で楽しみ、味わい、健康でいられる料理を展開。
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↓YUKAさんのsoupn.連載はこちら↓
SOUPOOL特別レシピ②
オレンジはくさいと大根の和風スープ
樋口さんが2品目に作ったスープは、野菜の甘みが感じられる心和む一品。
一口食べるたびに思わずため息がこぼれてしまう。
そんな味わい深いスープレシピを考案いただきました。
<材料>(約2人分)
・オレンジはくさい 1/8個(300g)
・大根 約5cm(150g)
・鶏ひき肉 100~150g
・塩 小さじ1/4
・酒 大さじ2
・生姜すりおろし 一片分
・水 300cc
・ごま油 大さじ1
・薄口醤油 小さじ1
<下準備>
・はくさいは三等分くらいにしてから、
繊維を残すように7~8mmの幅に切る。
・大根は皮をむき、千切りにする。
<作り方>
①ボウルに鶏ひき肉、塩、酒、生姜すりおろしを入れ、スプーンで混ぜる。
②鍋にはくさいと大根を入れ、水とごま油を注ぐ。
その上にスプーンで鶏ひき肉を一口大に落とし、蓋をして火にかける。
③沸騰して蓋の内側に蒸気が回ったら、弱火に落とし15分煮る。
④火を止めて薄口醤油を入れ、うつわに盛り付ける。
お好みで塩を足しながら食べても美味しい。
☞ポイント
★生姜はすりおろしたほうが、
チューブのものより香りが出る。
★②の際、水とごま油を先に入れることで、
ごま油が乳化し、スープ全体にコクが出る。
最初は素材の味を味わって、食べ進める中で塩を
プラスしていくと味の変化も楽しめます。
ぜひ試してみてください。
樋口直哉
作家・料理家。
主な著作に、小説『スープの国のお姫様』(小学館)、
ノンフィクション『おいしいものには理由がある』
(KADOKAWA)など。
食と生活をテーマにした「note」も好評配信中。
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