「ハミング、スープ」を読んでいて、ふと思い出したのは昔好きだった曲。
曲名を思い出せないけれど、なんとなく歌えて、しかもスープの曲だった気がする…と思い久々に調べてみました。
実は大学時代、軽音サークルに入っておりまして。
人よりほんの少しだけ、音楽が好きなんだと思います。
とはいえ、もっぱら聞くのはいわゆる邦楽ロックなので、幅広く聞く!というわけではなく
好きな音楽を、ずっと聴き続けるタイプでございます。
冒頭に戻りまして、なんとなく覚えてる歌詞で
「あたたかくて〜安心するよ〜まるでスープのようだ〜♪」と言った感じだったような…
(ここでなんの曲かわかった人、今度リモート飲みでもしましょう笑)
とりあえず、覚えてるままにGoogle検索をしてみると、
ヒットしたのは「藍坊主」の「スプーン」でした。
おお、曲名がスプーン!もうこれは絶対スープの曲だ!と思い、本当に久々に聞いてみる。
きっと恋人同士の2人の曲。最初はキッチンで料理する彼女と、食器のドラムを叩きながら歌って待ってる彼氏、
あまりに歌に本気になりすぎて「静かに!」なんて言われる…
そんなほのぼのとした光景が歌われています。
でも最後は、「ただいまとスプーンに話しても疲れた自分が映るだけ」となっていくので、
きっと二人は離ればなれになる、というストーリーなんだろう。
そういえば、恋人同士のやりとりをご飯にからめて歌う曲が多い気がする。
昔結婚式でよく歌われた、コブクロのMillion Filmsには「信号待ち 買い物袋ぶら下げた二人の手」と始まって二人で帰って料理をする光景が目に浮かぶし、
女性に大人気のaikoが歌うストローという曲には「〜パジャマのままでお味噌汁を〜♪」という歌詞もある。
どちらも恋人への想いを歌った曲(だと思っている)。
毎日、当たり前のように食べるご飯。
でもよく考えると、自分が作ったものを食べてくれる人って、飲食店にでも勤めていない限りすごく限られた人なんですよね。
家に招かない限り、料理を振る舞う機会なんてほぼないので、そりゃあ当たり前なんですが。
自分が料理を作る人って、恋人だったり、特別仲の良い人だったりするんだろうなぁ、と改めて認識しました。
(作ってもらう側でも、同じことが言えますが)
「そういえば」が長くなってしまいましたが、話を藍坊主にもどして。
ああ、こんな曲だった…。そうそう…。懐かしい…。よく聞いていたその時のことを思い出して懐かしくなる。
一曲聴き終わって、さてもう一周…その時、気付きました。
冒頭にでている、検索をかけていたうろ覚えの歌詞、
よく聴いてみると、「あたたかくて安心するよ カレーライスのようだな〜♪」と歌っていました。
……??
……カ、カレーライス……!!
記憶とは曖昧なもので、
なんなら勝手に都合の良いものに書き換えられていくもの。
完全にスープの曲だと思い込んで、「よーし、今週のエディターズコラムは私も曲のコラムに挑戦だー!」と意気込んでいたのが恥ずかしい…!!
(もう1000文字弱かいてますが)
そして大好きな藍坊主にも申し訳ない…!
まぁ、でもカレーライスも、スープの仲間ですもんね。うんうん。
soupn.スタッフ kon.
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