今回は「九州・沖縄特集」にちなんで、今年1月に沖縄県へ移住した管理栄養士・フードコーディネーターの北嶋佳奈さんに、沖縄県ならではの食材を使ったスープレシピを考案いただきました！
沖縄県ではスープにランチョンミートと卵をよく使うそうで、そのことを地元の友人に教えてもらい、北嶋さん流に作ったレシピです。
ランチョンミートといえば、炒め物やおにぎりなどのイメージでしたが、沖縄県ではスープにも使うということに驚き！パパッと手軽に作れて栄養満点！ぜひ作ってみてください。
沖縄風 具沢山ポーたまみそスープ
<材料>（約2人分）
・ランチョンミート 100g
・木綿豆腐 150g
・キャベツ 100g
・にんじん 1/3本(50g)
・玉ねぎ 1/4個(50g)
・ごま油 小さじ2
【A】だし汁 400ml
【A】酒 大さじ1
・みそ 大さじ1と1/2
・卵 2個
・七味唐辛子 お好みで＜下準備＞
・キャベツはざく切り、にんじんは短冊切り、玉ねぎはくし形切り、ランチョンミートは
拍子木切りにする。
＜作り方＞
①鍋にごま油を熱し、ランチョンミートを薄く焼き色がつくまで炒める。キャベツ、にんじん、玉ねぎを加えさっと炒め合わせる。
②さらに【A】を加えて木綿豆腐をちぎって入れ、蓋をして野菜に火が通るまで5~10分煮る。
③みそを溶いてから卵を落とし、好みの火の通り加減で器に注ぐ。お好みで七味唐辛子をかけて完成！
●沖縄県食材「島とうふ」「ランチョンミート」
沖縄料理に欠かせない食材といえばこちら！
「島とうふ」は水切りをしっかりしているため、木綿豆腐に比べると硬くて重く、崩れにくくいので煮物やチャンプルーなどの炒め物にぴったり。「ランチョンミート」は豚肉を加工した缶詰で「ポーク」と称され、沖縄県では1945〜1972年までのアメリカ統治時代に普及したと考えられています。家庭に一缶は常備されていると言われるほど、定番の食材です。
次回は「沖縄風 具沢山ポーたまみそスープ」をアレンジした一品をご紹介。
5/23（木）の公開をお楽しみに！
<さまざまなジャンルで活躍している
料理家さんたちが登場！>