前回に引き続き、薬膳料理・韓国料理研究家として活動されている新開ミヤ子さん考案の「豆乳麺 コングクス」をアレンジしたレシピをご紹介します!
今回は、冷たい麺料理・コングクスの残りのスープを使ってなんと温かいお粥にアレンジ。
ミキサーにかけてポタージュ状にすることで消化の良いお粥になるそうで、夕飯で楽しんだコングクスをお粥にアレンジして朝食に味わうのもおすすめ。
コングクスは、韓国では体を冷やすために夏の時期に食べる薬膳料理ですが、豆乳粥にすることで季節を問わずいただけます。
工程もシンプルで簡単な時短レシピです!ぜひ作ってみてください♪
<材料> 約4人分
・コングクスのスープ 400ml
・玄米ご飯 60g(白米のご飯でもOK)
・塩 適量
・棗(なつめ)、黒胡麻など お好みで
<作り方>
①完成したコングクスのスープ、玄米ご飯をミキサーに入れてなめらかなポタージュ状にする。
玄米ご飯の量次第で、自分の好みの濃度に変えられます。
少ないとサラッとしたスープ状に、多ければ多いほどしっかりとしたご飯状になるので、ミキサーをかけながら量を調節してみても◎
②鍋に移し、中火にかけて沸騰前まで温めたら、塩を加えてお好みの味に調える。
③うつわに盛り付け、棗(なつめ)と黒胡麻を飾ったら完成!
●棗(なつめ)について
韓国では漢方薬だけでなく料理にもよく使われる身近な食薬です。
(食材でもあり、生薬でもあるものを食薬という) 気を補う「補気薬」に分類される生薬で、血を作る働きを助けるので「1日3個食べると老いない」と言われるほどです。胃腸の機能を養い、丈夫にする働きもあります。
●黒胡麻について
黒胡麻も漢方素材のひとつで「血」を補い、栄養と潤いを体に与えてくれる生薬です。 エイジングケアに良いので、日々の料理に活かしたい身近な食薬です。 白胡麻は生薬ではありませんが、身体に潤いを与えてくれるので美肌作りや粘膜の潤いケアに良い食材です。
<さまざまなジャンルで活躍している
料理家さんたちが登場!>
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