2023年9月21日

【特集】Enjoy!Yummy!Happy! OUTDOOR SOUP

少しずつですが、秋の風を感じる今日この頃。9月は外でもスープを楽しめたら！という想いから、「OUTDOOR SOUP」特集を企画！

そこで今回、テレビや雑誌などさまざまなメディアで活躍中の、キャンプ好きフードコーディネーター・インナービューティー料理研究家の國塩亜矢子さんに、キャンプで手軽に作れてSNS映えもする、とっておきのアウトドアスープレシピを作っていただきました♪

［企画/文 Yukiii］

●Instagram

ローズマリー香る、

丸ごとカマンベール入りミネストローネ

まず1品目は、野菜たっぷりのミネストローネ。

ウインナー、きのこ、トマト、チーズのうま味を活かしたスープは、少ない調味料でも納得のいく味わい。一品で栄養をしっかり摂れるので、キャンプごはんの品数が少なくても、大人も子どもも大満足！

さらに、赤パプリカやトマトはビタミンCが豊富なので、紫外線にあたってしまったアウトドアでの美肌ケアにも効果的◎

＜材料＞約4人分

・トマト缶　　1缶（約400ml）
・水　　約100ml
・ウインナー　　3本
・ローズマリーの枝　　2～3本
・玉ねぎ　　1/2個
・なす　　1/2本
・赤パプリカ　　1/2個
・しめじ　　1/4株
・にんじん　　1/2本
・カマンベールチーズ　　1個（ホール）
・オリーブオイル　　小さじ1
・お好みのミックススパイスやハーブ　　お好みの量

＜下準備＞

・しめじは石づきをのぞいて手でほぐす。その他の野菜は約1㎝角に切る。ウインナーは約1㎝幅に切る。

＜作り方＞

①メスティンに薄く油を伸ばして中火にかけ、まず玉ねぎとしめじを炒める。玉ねぎが半透明になったら、ウインナーを加えてさっと混ぜ炒める。最後にその他の野菜類を加え、木べらで混ぜ炒める。

②野菜類に火が通りしんなりしてきたら弱火にし、トマト缶を汁ごと加える。空いたトマト缶に水を1/3ほど入れてから加え、全体を数回混ぜる。

③カマンベールチーズを真ん中に置き、ローズマリーを添える。

④チーズがとろけだしたら食べごろ。お好みで、アウトドアスパイスなどを少量加えて味をととのえる。シェラカップなどに取り分けて召し上がれ！

ローズマリーがほのかに香る具沢山スープは、白ワインのお供としてもおすすめ！

２品目は・・・

「 ローズマリー香る、丸ごとカマンベール入りミネストローネ 」を

ソースにして仕上げる、アレンジレシピをご紹介！

べジソースで楽しむポークソテー

＜材料＞約4人分

・豚肉切り落とし　約200g
・「ローズマリー香る、丸ごとカマンベール入りミネストローネ」の具材 適量
・オリーブオイル　小さじ1
・塩、こしょう　少々

＜作り方＞

①豚肉に塩、こしょうで下味をつける。鉄板やフライパンに油をひき、強火で肉の両面を炒める。

肉は、厚切りよりも確実に早く火が通る薄切りのほうがアウトドア調理にはおすすめ。アウトドア調理は風などによって火力が左右されやすいもの。食中毒予防のためにも、肉類にはしっかり火を通しましょう！

②肉に火が通ったら、「ローズマリー香る、丸ごとカマンベール入りミネストローネ」のスープの具材（野菜とチーズ）をソース代わりにのせる。

豚肉を鶏もも肉で代用しても◎。その際は、アルミホイルを蓋代わりにして蒸し焼きにすると、アウトドア調理でも火が通りやすくなります。

チーズと野菜が絡んだ豚肉は、絶品……！スライスしたバゲットやエピなどを添えて、ワイン片手に楽しむのはもちろん、ビールにもよく合います。白いごはんにのせて丼風にしたり、パスタの具材にするのもおすすめ！チーズの風味で小さなお子さまも食べやすい一品の完成です♪

さて、ここからはこれまでご紹介してきたスープレシピやコラムから、アウトドアにぴったりのバックナンバーをピックアップ！キャンプ時間をもっと素敵にしてくれる”ワクワクなヒント”が盛りだくさん♪さぁ、キャンプへGOGO！！

アウトドア

🏕お昼にのんびり

テントを建てて、キャンプ開始！さて、お昼ごはんは何を作ろうかな♪

BGMは『ハミング、スープ』のザ・マグネティック・フィールズ / Let’s Get Drunk Again (and Get Divorced) で決まり♪

『トレンド、スープ』

いちごとトマトのガスパチョ （左）

ガスパチョゼリーとアボカドのピンチョス （右）

アウトドア料理研究家・フォトグラファーの竹村知樹（ともき）さんが考案してくださった、家でも楽しめるアウトドアレシピ！常温でも美味しくいただけるのがポイント。「いちごとトマトのガスパチョ 」の残りをアレンジすることで、「ガスパチョゼリーとアボカドのピンチョス 」も作れちゃうという嬉しいレシピ。コーディネートも参考にすれば、おしゃれなキャンプが叶うこと間違いなし！

『一汁一素』

サバ缶と2色ズッキーニのみそ汁

キャンプに缶詰を持っていく方も多いのでは？こちらはサバ缶を使ったお手軽レシピ！カレー粉を使って、ちょっぴりスパイシーなみそ汁はいかが？

サバ缶とにんにく、オリーブオイル、ほりにしをかけて熱すると・・・あっという間にアヒージョが完成♪soupn.スタッフYukiiiおすすめレシピもぜひお試しを。

お昼ごはんを食べたら、絵本を読みながらのんびり過ごすのもシアワセ〜📖

『スープなosanp』ニジノ絵本屋さんには、素敵な絵本がいっぱい。お気に入りを見つけて、キャンプに持って行こう♪

＼デイキャンプするなら／

山形県の秋の風物詩「芋煮」！河原やキャンプ場で大きな鍋を囲みながら、みんなで作る芋煮が最高♪

山形県のスーパーやキャンプ場では、芋煮用鍋の無料レンタルも。〆はカレールーを入れて、カレーうどんにしていただくのが定番です！

🌛夜はゆっくり

すっかり日も暮れてきて、夜ごはんの準備開始！せっかく作るなら、盛り付けにもこだわったスープはいかが？

『彩り、スープ』

かぼちゃのしびれ坦々スープ （左）

根菜のスープカレー （右）

おしゃれしぴ料理研究家のYUKAさん考案の、盛り付けの美しさを意識したレシピ！旬のかぼちゃを使った「かぼちゃのしびれ坦々スープ 」は花椒でしびれる辛さで、疲れも吹き飛びます。そして、キャンプといえばのカレー！ちょっとこだわって、鰹だしが香る「根菜のスープカレー 」にチャレンジ。

『スープ往復書簡』

新玉ねぎの丸ごとスープ

長野県松本市に移住した金子健一さんと、山形県鶴岡市にUターンしたマツーラユタカさんからなるフードユニット「つむぎや」さんによる、宇宙をイメージしたスープ。黒いスープボウルに配した丸ごと玉ねぎは、天体っぽく見えもして、オクラやベーコン、トマト、押し麦を散らして、夜空のようなイメージに。満天の星を眺めながら、じっくりスープを味わって。

『冒険、スープ』

タッカンマリと病みつきタレ

こちらのスープは、韓国映画「エクストリームジョブ」の妄想スープ！なぜこのレシピになったのかは、ぜひ有坂さんのコラムを読んでみてください。すべての謎が解決です！

ちょっと冷える夜には、しょうがとにんにくの効いたスープでからだを温めて。

自作のタレで味変を楽しむのもアリかも♪

🔥焚き火を囲んでまったり

夜も更けてきたら、いよいよ焚き火タイム。ゆらめく炎を眺めながらの読書はきっと特別な思い出になるでしょう。『おはなし、スープ』『続おはなし、スープ』からスープにまつわる一冊を手にとって、どっぷり浸ってみてください📕 『ハミング、スープ』で紹介しているLoyle Carner（ロイル・カーナー）の曲を聴きながら、スープとお酒と焚き火を楽しむ・・・そんなチルタイムもいいですね。