フランスの家庭料理を
祐天寺で召し上がれ♪
祐天寺駅から徒歩約3分にお店を構える
「PEDIBUS JAMBUS(ペディビュス ジャンビュス)」。
学芸大学駅方面に歩いて行くと日当たりの良い道路沿いにあり、カラフルな椅子が並ぶなんとも可愛らしいお店で、入り口には黒板に手書きされたメニュー表が。
なんとも気になるその店名は、南仏の古い俗語から命名し、”せっせと歩こう いつかはたどり着くさ”という意味だそう。
店主の佐伯さんがお店をオープンしたのは2020年11月。
18歳から料理の道に進み21歳の頃にはイギリスへ渡り、食べ歩きのためヨーロッパ各国を旅していたという。
そこで、フランス料理の魅力に改めて気づき、ブルゴーニュを皮切りにフランスの各地方を周り、さまざまなお店で働きながら地方料理を学んでいた佐伯さん。
現地のシェフの後押しでたまたま受けたフォアグラ料理コンクールでは銀賞を受賞し、本人もびっくり。
日本に帰国後は名ホテルで10年ほど腕を磨き、縁あって友人が作ったお店で、念願の自分のお店をオープンさせた。
老若男女が集まる、町の食堂のようなお店を作りたかったという佐伯さん。 「レストランのように堅苦しくなく、お腹が空いたら気軽に食べに来れるところにしたかったんです」。
店内のメニューは、一皿でもお腹がいっぱいになる食べるスープがメイン。そこに熱々のチーズパンがセットになったものや、食べるレモネードなど自家製のドリンクも揃う。 「スープは、岩塩や少量のバターとオリーブオイル、後は水で、素材の旨みを最大限に引き出す。そして夏はトマトやグリーンピースの冷製スープに、秋、冬はカブや栗のスープなど、季節にあわせたスープを作っています」。
スープもパンも、シンプルながらしっかりとした味わいで食べ応えもあり、食べ終わった後にはなんとも言えない幸福感に満たされる。
そう、お母さんの愛情たっぷりの料理を食べた時のような感じに似ているのかもしれない。
お店のこだわりは料理だけではない。店内の食器は一つひとつ違うアンティーク物で、どれも佐伯さんのお気に入りばかり。
「好きなうつわで、好きな料理を作る。これも私のこだわりですね」と、楽しそうに語る佐伯さんのお店はお腹が空いたら何度も通いたくなる、とてもあたたかい雰囲気に包まれている。
「私にとってスープは、癒しですね。いろんな人のこころをスープで癒せたらと思って、日々スープを作っています」。
どの季節に訪れても幸せになれる、スープとパンを味わいに「PEDIBUS JAMBUS」へ行ってみませんか。
佐伯店主、直伝レシピ
カリフラワースープ
<材料>(約4人分) ・玉ねぎ 1/2個
炒めたカリフラワーをトッピングしても美味しいです。
・オリーブオイル 大さじ1 ・バター 少々 ・水 適量 ・岩塩 ひとつまみ
<下準備> ・玉ねぎはスライスする。
・じゃがいもとカリフラワーは、適度な大きさにカットしておく。
<作り方>
①厚底の鍋に、オリーブオイルとバターを少々、玉ねぎを入れ、岩塩を振りかけ、蓋をして色がつかないように玉ねぎの水分を出しながら炒める。
②別鍋で岩塩をひとつまみ入れたお湯を沸かし、カリフラワーをサッと茹でる。
③①の鍋にカリフラワーを入れて、ひたひたより少なめの水を入れて煮る。
④柔らかくなったら、火を止めてミキサーにかける。
⑤うつわに盛り付けて、お好みでオリーブオイルを回しかけて完成!
炒めたカリフラワーをトッピングしても美味しいです。
●本日のスープとパン 1,200円
※スモール 800円
スープに熱々のチーズパンをつけていただくのもおすすめ。チーズパンはお食事を注文の方に限り、300円で追加オーダーできます。
※表示価格は税込です。
※お支払いは現金のみとなります。
※お昼のお席のご予約は承っておりません。
<まだまだお散歩したいあなたへ>
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