top of page

【冒険、スープ-レシピ編-】最終上映「グーニーズ」


グーニーズ、冒険スープカレー



〈材料〉※約4人分

玉ねぎ 2個 

・にんにく 2片 

・しょうが 25g 

・カルダモンパウダー 大さじ1 

・コリアンダーパウダー 大さじ1 

・クミンパウダー 大さじ2 

・サラダ油 大さじ4 

・水 500ml 

[A]

・みりん 大さじ1

・鶏ガラスープの素 小さじ1 

・鰹節粉末 大さじ2 


・生クリーム 200ml 

・ブラックタイガー 6尾


【野菜】 

・かぼちゃ 1切れ

・れんこん 1切れ 

・なす 1/3本 

・ブロッコリー 子房2個

・ししとう 2本 

・スナップエンドウ 2個

・ミニトマト 2個 

・揚げ油 適量

*揚げ野菜の分量はお好みで調整してください


〈下準備〉

・玉ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りに

・ブラックタイガーの殻を剥く

・野菜は写真を参考にしてカット


〈作り方〉

①鍋にサラダ油を入れて、生姜、にんにく、カルダモン、コリアンダー、クミンを加え、

弱火で焦げないようにゆっくりと炒める。

②にんにくの香りが立ってきたら、玉ねぎを加え、さらに炒める。

③玉ねぎがしんなりとしたら[A]を加え、中火で煮込む。沸騰したら弱火にし、

30分ほど煮込む。

④ブラックタイガーを加え、色づいたら生クリームを加え、一煮立ちさせて火を止める。

⑤野菜の素揚げを作る。揚げ油を170℃に温め、それぞれの野菜を揚げる。

⑥お皿に盛り付けて完成!お好みでごはんやパンと合わせてお召し上がりください。


左→右へ工程イメージ


☞ポイント

・スパイスを入れると焦げやすいので、目を離さずに作業を行ってください!

・辛さが欲しい方は、①の工程でチリペッパーを小さじ1〜お好みで加えてみてください。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


大人になってもまた観たい、あの映画

有坂さんとはじめてお会いして、お話した事を昨日のことのように思い出します。

「最初に観た映画はグーニーズでした!」

そう話す彼の笑顔は、今さっきその映画を見終わったかのような表情で、

とても昔の話とは思えない気持ちで映画を語っていました。

なるほど、キノ・イグルーの魅力はここから伝わっているんだな…としみじみ感じた日から8年くらいたったのではないでしょうか??

有坂さん、元気ー??


そんな有坂さんが最後に選んだ『冒険、スープ』は、まさに冒険のお話です。

完全にお任せのスープに、当初困惑しましたがsoupn.スタッフさんと話すうちに

カレー風味のアレンジに決まっていきました!

スープカレーは辛い味付けが多いですが、今回のレシピは子どもから大人まで楽しめるスープカレーにしました。肉と魚の旨味を活かした白いスープカレー。クリームを加えることでまろやかになるのはもちろんですが、盛り付けた時にもそれぞれの野菜たちの色合いが際立って見えるようにしました。

誰か一人欠けていたらグーニーズではないように、

食べる野菜によって味わいの変化が楽しめる、グーニーズカレーはいかがでしょう?




(文・さわのめぐみ)
















さわのさんとは、soupn.プロジェクトで初めてご一緒にお仕事をしました。

当初は「おはなし、スープ」の連載も掛け持ち。さわのさんのお宅へおじゃまして、

撮影をしていました。本当におんぶにだっこで、お世話になりました。

いわゆる、時短、手軽といった作業効率先行ではなく、

素材との組み合わせ、素材の旨み、スパイス使い方といった

“ていねいにつくる”と、料理は一層美味しくなることを教わりました。

たとえば、具材を煮込んだ後一旦寝かせると具材同士が鍋で染み込む。

たとえば、ベーコンをじっくり炒める。焦げるくらいに。そうするとそれが旨みとなっていく。

時間はかかるのかもしれません。でも、その分本当に美味しくなるのです。

そして、ていねいに食事をとる流れにもつながるとも思いました。


最終回のレシピも、スパイスを用意する、煮る、揚げるという調理工程が出てきますが、

それは“美味しい”のためなんですよね。

肉も魚も、とよくばりでオーダーしたレシピにしっかり応えてくださり、

今回も本当に美しい一皿です。


さわのさんのように、見た目も作り方もハッとさせられる料理家さんが

もっと増えたらなとも思います。


soupn.の土台がしっかり作ることができたのは、さわのさんの料理のおかげです。

さわのさん、ありがとうございました。

Comments


bottom of page