今回の妄想コラムは、クリスマス!
というのも、みなさんにぜひ紹介したい作品がありまして。
日本では、劇場未公開のDVDスルー。
でも個人的には、歴代クリスマス映画でもトップ3に入るほどの傑作!
と言い切れる『エルフ ~サンタの国からやってきた~』です。
ここまで面白いのに、なぜ未公開??
きっとこの作品が損をしているのは、
内容ではなく、メインビジュアルだと思うんです。
アメリカンコメディに苦手意識を持っている人には、
このビジュアルだと、どうしても響かない。
実際、僕のまわりにもそういう方が何人かいました。
笑えて、泣ける、最高の1本だというのに…
ちなみに内容は、このような感じになっています。
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「ある年のクリスマス。
プレゼントを渡し北極に戻ったサンタの袋から人間の赤ちゃんが。
子ども好きなエルフたちは、その子を“バディ”と名付け、
エルフの子どもとして育てることに。
しかし、小妖精であるエルフの倍以上に成長したバディは、
自分が人間であることを知ってしまう。
バディは、NYにいるという実の父親を探しに行く決心をするが、
その父親は、エルフの持つ"悪い子リスト"に載るクリスマスを信じない人間だった…」
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NYのクリスマスの雰囲気。
奇跡を信じてみようと思える物語。
絵本のような世界観。
ぜんぶ素敵なうえに、
ズーイー・デシャネルのクリスマスソングまで聴けるんです。
おまけに監督は、
前回紹介した『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のジョン・ファヴロー。
もはや、言うことなしですよね?
今回は、そんな作品の続編企画を考えてみました!
【架空の続編】
『エルフ Part Ⅱ』
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ウィル・フェレル、ズーイー・デシャネル、ジェームズ・カーン
★物語
めでたく幸せな家庭を築いたバディは、
その後、自らの生い立ちを生かし、クリスマスショップを経営している。
あの奇跡を起こした街、NYで。
もちろん12月は、最も忙しく、最も幸せな時期。
本物のサンタクロースの撮影会が行われたり、
日替わりでミュージシャンのクリスマスライブが楽しめたりと、
(ふと、マライア・キャリーが現れて「恋人たちのクリスマス」を歌ったことも)
店内はクリスマスの心が溢れ、人々の笑顔でいっぱいでした。
しかしさらにバディは、誰もが想像できない、ある壮大な計画を企んでいたのです…。
今回、さわのめぐみさんに考えていただきたいのが、
このお店で12月になると始まる"アドベントスープ”です。
12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする
アドベントカレンダーの「スープ版」。
何が出てくるかは、出てきてからのお楽しみ。
こちらの12月24日版のスープの考案をお願いいたします。
(文・Kino Iglu 有坂 塁)
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